BigTable

大雑把にいうと今はやりのKey-Value型分散ストレージの一種、
構造化データの格納及び単体での永続化を実現していることが
大きな特徴。


分散型OODBMSのようなモノ?


RDBMSSQLを用いた抽象化によりポインタを隠蔽しているのに対して、
BigTableでは基本的にポインタでのアクセスとなる。


Java等のVM系言語からのアクセスの場合、ポインタを意識しなくても問題
ないだけでポインタでのアクセスという事実は変わらない。


BigTableRDBMSが処理速度を犠牲にしてでも利便性のために提供している
機能のほぼ全てを実装していない、そのぶんデータの取得・登録・更新・削除
を高速に行える。


GAEではBigTableへのアクセスの利便性のためにSQLライクなGQLを提供している、
勿論SQLと較べるとずっと低機能。SQLとGQLは文法が似ているだけの全くの別物
SQL集合論をベースにしているがGQLは十中八九そうではない。