Waylandに向けてのGUIツールキットの対応

Linuxデスクトップ環境におけるディスプレイサーバのX11からWaylandへの移行を睨み、主要GUIツールキットは対応を進めてきている。


Qtはバックエンド依存コードを本体から切り離しプラグイン
することによりバックエンドを抽象化し切替可能にする
研究プロジェクトLighthouseの成果を本流にマージし、Qt4.8と
してのリリースに向け開発中。


Nokia Qtラボ主体のWayland用プラグイン、コミュニティベース?の
AndroidプラグインがQtバックエンドプラグインとして開発中。


GTK+は3.0からGDKの実装をX11ラッピングからCairo(2Dグラフィックスライブラリ)依存に変更することでバックエンドの動的切替を可能にしている。